読み通すのはけっこうたいへん「大人のための音感トレーニング本」

読み通すのはけっこうたいへんでした。先週の土曜日に買ったこちらの本のことです。
大人のための音感トレーニング本 音楽理論で「才能」の壁を越える! (CD付き) 友寄 隆哉 (著) リットーミュージック
昨日、レッスンの後に新幹線で浜松市へ行っていましたので、その往復時間もつかってなんとか最後までざっくり読んでみることができました。


けっこう小さい文字でみっちりトータル330ページくらいある厚めの書籍で、ページ数が多いので持って開きづらいです。さらにそのうちおよそ200ページは理論編として音程とコードの理論が丁寧で平易な語り口で説明してくれます。

このあたりは初読のうちから一言一句確認しておりますと、先に進めなくなりますので、ざっくり細かいことはさらっと読み流して、読み進めてまいりましたところ、なんだかとっても感動いたしました。
   


音階スケールや和音とコードの理論体系がクラシック界とポピュラージャズ界で異なっているのはなぜ?とかについても説明されていて、ポピュラークラシックを含めて西洋音楽の音階システムに対して独自に発展したブルースの音階の取り方の説明など、いろいろ音楽の構造にまつわるお話はたいへん興味深かったです。

著者の方の趣旨として、理論のための理論ではなく、あくまで音楽能力を高める→その基礎としてのスケール化された音に対する認知能力を高める→ために必要な、実技の改善のための最低限の知見として、楽典やコード理論などの音楽理論の存在意義があり、その知識なしでは音感の改善は実はむずかしいという立場のようです。

まえがきでこのようなことはお伝えいただいておりましたので、りくつのためのりくつとして本書の大半を基礎知識の解説に費やしているわけではないことはわかっており、その点についての総論、抵抗感はないのですが、何分ボリュームがはんぱではないのでちょっと読みづらいことは確かでした。


9月ごろに買ってすこしづつ読んでおりましたこちらの本とたぶん同じ領域について解説されているようでしたので、こちらも少し併読しながら精読してみようかと思います。

お恥ずかしながらむかしむかし大人ピアノを始めたころ、クラシックピアノなんて絶対無理と思っていましたので、最初の2年間はポピュラーピアノという形でレッスンいただいてのですが、当時のわたしがおせわになっていたピアノ教室では実技中心であり、わたしもそれをのぞんでいましたので、ポピュラーなギター譜面でよく見かけるコード記号や伴奏コードについては、まったくさっぱり知りません状態で過ごしてしまっておりました。
   

このたび、バイオリンを衝動的に始めてみた際に、ポピュラーバイオリンというジャンルがピアノほどは一般的ではなく、楽譜もバイオリン譜はすくないので、ピアノ譜を買ってみたりするのですが、そこに記載されているコード記号がまったく読めなくて、このような本を買って読んでいたという次第でございます。(たしか9月ごろ)

この本はこれはこれでやっぱり役に立ちそうな感じですが、元来ピアノは好きだったものですから、ピアノの白鍵と黒鍵がならんでいるのを見ると、なんだか鍵盤楽器が欲しくなってきますね。

ちゃんとした和音が簡単にならせる楽器としては、わたし的にはピアノのが近いのですが、電子ピアノもだいぶ安くなってきてはおりますが、ちゃんと座って練習するほどの時間はとれないので、和音が鳴らせる小さいキーボードとかでも買おうかなという気がしてきております。

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コメント

No title

わお、そんなに本格的な大著とは知らず、気軽に「感想を聞かせてください」なんて言ってしまってすみません!
でも、音感の改善のために、そして音楽能力を高めるために、知っておくべき理論がある、と最初にいってくれていると、まだ抵抗なく入っていけそうですね。

mylifewithviolinさんは、ピアノも弾けるのがすごいですね!羨ましいです。私は猫ふんじゃったしか弾けませんもので…
ピアノとヴァイオリン、どちらも楽しめるのって素敵ですね♪

Re: No title

momoさん、こんばんは!
コメントありがとうございます。
ピアノが近いといってもむかしむかしちょこっと弾けるようになったこともあったみたいな感じですので、いまはまったく弾けないです。ピアノの白鍵と黒鍵のイメージを見るとなんだか片想いのような気分になります。ほんとうはバイオリンのチャレンジではなくピアノのやり直しとかもあったのかもしれません。
ピアノは場所とりますからね。調律とかも毎年お金かかりますし。買おうかなと思っているのは、いろいろ耳トレ用にちゃんと和音や音程が簡単に出せる楽器として安いキーボード買っちゃおうかなという淡い願望です(笑)。

ピアノとバイオリン

こんにちは。ご紹介の本、面白そうですね。でもかなりボリュームがありそうで、私にはとても読破できそうにありません。
ピアノに関しては私の場合、子供の頃にちょこっと習っただけで、自分では全然好きじゃなかったし実際ヘタだったのに、未だに例えば簡単なメロディーの「弾き真似」をするとしたら自然に手が動くのはバイオリンでなくてピアノの鍵盤を弾くように動いてしまうので苦笑してしまいます。今からバイオリンを頑張っても、子供の頃にイヤイヤやっていたピアノに追いつけないかも、と思うと、それはそれで切ないです・・・。

Re: ピアノとバイオリン

きりんさん、こんばんは!
コメントありがとうございます。
きりんさんのブログを拝読させていただいている感じ、わたしめに比べればとってもハイレベルな状況で練習にとりくまれているようですので、ほんとすごいなーと思います。ぜひとも持続されてがんばっていただけたらなと思います。
わたしが大人ピアノしていたころは、耳はどうにもならないものと思っておりましたので、とにかく指トレ腕トレに励んでなんとかしておりましたが、バイオリンはやっぱり音程のよりどころがもろ自分の耳になりますので、少し心を入れ替えて取り組んでみようかなと思います。

ブログいつも見ていただいてありがとうございます。
大人バイオリンがどこまで上手になれるのかは分かりませんが、今はとにかく細々とでも続けようと思っています。しかし最近になって、ほとんど暗譜している曲でも、音名を覚えていないことに気付いてしまいました。普段から一音ずつなんの音か、もう少し意識して弾かなきゃなあと反省しているところで、課題はいろいろ山積みです(笑)。

Re: タイトルなし

きりんさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
バイオリンを始めてまだまだイ長調漬けになっていますが、ラシドレミがドレミファソと脳裏に浮かびます。ラの音がチューナであっているとして、シの音がラに対して変じゃないか合っているじゃないかは感じとれるのですが、ドがシャープになっているかナチュラルにずれこんでいるかが微妙にわからなくて、譜面に気を取られていると微妙に下がったまま弾いているのをよく先生にご指摘いただきます。
きりんさんは子供ピアノのご経験があるのならばかなりのアドバンテージではないかと推察されます。ぜひぜひ素敵な大人バイオリニストになっていただけたらと思います。

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