元東大医学部長様が60歳定年後にバイオリン挑戦するとこうなる!的な本を拝読いたしました。

昨日はソルフェージュのレッスンの後はとくに音楽レッスンはなく、地元の音大からバスで中心街へ戻ってくる際に、いつもはヴォーカルやフルートのレッスンの間に入店して練習するカラオケ店にはいつもどおり入ってバイオリンの練習をするつもりだったのですが、その直前に地元のヤマハさんに寄ってみました。

現在、地元のヤマハさんのお店は内装工事中で、店舗面積は大幅に縮小してなんとか営業されているご様子。本来の目的は輸入楽譜をネットから注文するのがめんどいのでヤマハさんでお取り寄せいただこうとしたのですが、フルートやバイオリンの書籍だなをぼんやり眺めておりましたら、ちょっと気になる書籍が目にとまりました。


ヴァイオリン演奏のための 脳神経と筋肉の使い方 中高年からでも弾けるヴァイオリン 石川 隆俊 (著), 中村 耕三 (監修) せきれい社

という本で、東大医学部部長の方が60歳定年後に集中して毎日バイオリン練習に取り組んだ結果、米国の音楽院入学レベルに到達して、その過程を脳科学的な視点で振り返ってみたというエッセイ?本のようでした。

文字ページ数の割にはちょっとお値段高めだったのですが、わたしこの手の本嫌いじゃないのでつい買ってしまいました。
   


音楽する脳を科学する書籍として有名なのは、「ピアニストならだれでも知っておきたい『からだ』のこと」 の訳者の方が著されて下記の本で、2014年11月ごろに私も拝読しておりました。

ピアニストの脳を科学する 超絶技巧のメカニズム 古屋晋一 (著) 春秋社

こちらの著者は理工学部情報理工学科の准教授の方で、大阪大の医学博士号を取得されている現役の研究者による研究成果の著作であることに対して、せきれい社の書籍はちょっと趣が異なっています。
   

ページ数からして本格的に研究分野を解説したというものではなく、ご自身の成功体験に理論的な裏付けを試みてみたエッセイみたいなものという感じです。

著者のあとがきでは「これまで音楽演奏を医学的生理学的に解説した本は著者の知る限り出版されていなかった。」と断言されていらっしゃるのですが、「ピアニストの脳を科学する 超絶技巧のメカニズム」の出版をご存知ないのは残念でした。

バイオリンをテーマにした医学書っぽい書籍という点では初めての著作物のようですので、なかなか興味深いことにはかわりありません。60歳以降にバイオリンを始められる方にとってとても勇気づけられるようなお話かもしれません。ちなみにわたしは60になってもいまの仕事は抜けられないので、毎日数時間練習できるようになる日は遠いです(遠い目(笑))。

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コメント

読んでみました

こんにちは。
「還暦ばあさんのバイオリン奮闘記」のYUMYです。
ご紹介の本、とても興味深かったので、さっそく読んでみました。
(読後感は「ちょっとがっかり」でしたが。)
私のブログでも話題にさせてくださいね。

Re: 読んでみました

YUMYさん、こんばんは!
コメントありがとうございます!私はこの書籍はヤマハさんの店舗で実物を見てからかったので、だいたい内容はつかんだ上で買ったのでナットクしている面はあるのですが、せきれ社らしくないような気もいたしますね。本帯のキャッチコピーは誤解を招くのでやめたほうがよい気がします。

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