演奏したい楽曲のイメージを持つ

昨日拝読させていただいた千住真理子さんが怖い顔をしている表紙の本だが、そこでも強調されていたのが、どんな音を出すのかというイメージ、心の中のありようの問題だ。

千住真理子さんが師事した超コワイ先生も、イメージを持たずに真理子さんが演奏すると罵倒されたとか(?記憶による記述のため本書にそのような記述があったことを保証するものではありません。)

そう言われると、自分はバイオリンを弾く時ナニを考えているか振り返ってみた。バイオリンを弾く時は、まず楽譜を見て次の音がなんであるかを意識して認識しているようだ。どんな音を出すかは、わたしの運動神経システム上ではどこかで調整された結果、左右の指や腕の運動となって意図するしないに関係なくなんらかの音がバイオリンの絃から発音されるという結果を生み出している。

このとき、どんな音をだそうかと事前にイメージするには、そうおうの余裕がないとできない気がする。(次にだすべき音符のピッチとバリューは認識はして、その単音はだそうとしているわけだが、どのような「感じ」でというイメージはそこにはないわけだ。)

不慣れな楽器(と書くと慣れている楽器があるかのように印象づけられるかもしれないが、そんなものはすべてなく、基本慣れた楽器というものは現状ではなにもないのだが)で音を出すためには、どんな音をだすかという目的的なことよりも、ちゃんと音を出すにはあれやってこれやってということに意識が行ってしまいがちだ。

とはいっても最近は音楽に接する時間を増やすため、スマホのソフト音楽プレーヤとかいまさらながら使いながら、演奏対象の楽曲を耳に記憶させる試みはしてきたので、(DAWでソフトウエア再生された音楽に芸術性があるのかという問題はさておき、演奏課題となっている楽曲の譜面が市販されていたり流通している楽曲と必ずしも完全には合致しないということからは、当該楽曲の当該楽譜を自力で演奏できない以上、ソフトウエアに演奏させるということはわたしにはやむをえないことだ)、楽曲のイメージはアタマの中に少し形成はされている。

そこで、まずはヴォーカルで適用してみようと思う。擦弦楽器のようなちょっと弓の当て方をあやまると耳触りな音がでるということはあまりなく、自声が耳あたりがよいかどうかは別として、比較的コントロールしやすい楽器ではあるので、発声の直前に楽曲のイメージをあたまの中で再生してから、発声してみようと思う。

これはバイオリンのためのイメージトレーニングだ。歌の場合は普段聴いているのがDAWのインスト再生曲だという問題があるが、カラオケ店引きこもり練習時はバイオリンに疲れた際は課題曲をボーカルガイド付きでは聴いているので、そちらのイメージを使うという手はある。(LiveDAMのボーカルガイドはかなり驚きだ。オリジナル歌手の声質にかなり声質が近いボーカリストを起用しているようだ。)

ここからは少し余談となるが、ボーカルの場合は感情表現を楽曲に実現する実装方法(技術とかくと芸術性との対意としてどうかという問題が生じるので、インプリメンテーションとか実装と書いてみたがかえって意味不明かもしれない)を詳しく解説した本というものは存在するが、バイオリンの場合はまったく不明だ。

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