読むだけで終わらないストレッチの本

バイオリンを衝動買いした直後くらい、本屋さんでバイオリンの書籍や楽譜の少なさに愕然としたころ、バイオリン専門の本というわけではありませんが、バイオリンの入門書といっしょに買ったのが、

「演奏者のカラダストレッチ 〜「りきみ」を取る、演奏が変わる〜」  荻山 悟史 (著)  ヤマハミュージックメディア

という演奏者向けのストレッチの本でした。
ピアノをやめてからだいぶたっているので、左手の指がちゃんと動くようになるかかなと、(そのころはまだバイオリン演奏が想像の世界だったころですので、右手の弓指の動きとかは認識がなくて)、左手の指をやわらかくする方法とか載ってないかなと手にした本でした。

先日来読んだピアノの本2冊の著者の方が強く強調されているように、楽器がうまくなるためのコツは、脱力にある、脱力といっても完全に「脱力」してしまうと楽器を演奏するフォーム自体が維持できず、
   

寝っころがってでもいなければ完全脱力はできないので、「脱力」とはよけいな力みを除くことと、一般的には再認識するようにはなっております。また、そのようなよけいな緊張は慣れない動作を強いようとしたときの、ある意味身体の自然な反応なので、取り除こうと思ってすぐに取り除けるものでもないということは、著者の方々がさらに強調されていました。

このような筋肉の状態に着目した解説書の存在は、希望を感じさせられるものではありますが、買ったときの動機は「左手の指」のことだけでしたので、バイオリンを実際に鳴らし始めている今日的には、新たな視点でもう一度読み直してみようかなと思っている次第です。

わたしがピアノにとりくんでいたのは1980年代の後半から1990年代の半ばごろにかけてだったのですが、わたしの知る範囲ではこのころはアレキサンダーテクニークとか、それに影響を受けた演奏者の身体の内的な状態に着目した指導法の日本語の書籍といものはあまり一般的ではなかったように思っているのですが、バイオリンにとりくみはじめた今日この頃的には、このような感じの本がいくつかは存在していて、なんだか福音書のような感じです。

とはいっても、このストレッチの本、数回読んだだけで実際にはあまり実行はしていませんでしたが、演奏の基礎の基礎として身体の状態をよい状態にするには、やっていかないといけないのかもしれません。(となると、またけっこうたいへんではありますね。また、考えてみます。)

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コメント

こんにちは、きりんです。
先日は私のブログへのコメント、ありがとうございました。
リタイアしてから楽しめるように今から手をつけておくという、mylifewithviolinさんのバイオリンを始めた動機、自分も全く一緒だったものですから、そうそう、そうだよね!とえらく共感しながら読ませて頂いています。
で、脱力ですが、私が習い始めた当初から、レッスンでほぼ毎回師匠に指導されることの一つです。まだ身体に余計な力が入ってる、常にもっとどこか力を抜けないか、考えながら弾け、と…。言われる箇所は、今だと左の脇腹がトップですが、これがやってるつもりでも先生の求める状態には達しなくて苦労してます。
というわけで、お互いに、将来目指して頑張りましょう。今後ともどうぞよろしくお願いします!

Re: タイトルなし

きりんさん、こんばんは。
いつも楽しくブログ拝見させていただいています。わたしのような「本からはいる大人バイオリン(笑)」へのご丁寧なコメントありがとうございます。書いてる本人も少し不安になってしまったり。
わたしはいまのところバイオリンを支えてる左肩が気になっています。3時間くらい練習すると少し重たくなってきます。この疲れ方が普通なのかなにかフォームに問題があるのかまだよくわかっていません。せんせいには、バイオリンは疲れるからなるべく休みながらやってくださいといわれています。あとはあまりあごで押させつけないようにとか。初期のころのような落っことしたらどうしよう的な緊張はなくなっているのですが、さすがに肩に乗っけているだけという感じだと落としそうな気がしなくもないので、ちょっと微妙です。

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